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「名探偵のままでいて」
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「おじいちゃん、瀬戸川氏の遺作を手に入れたの。」
「確か絶版になっていたはずだが、よく手に入れたものだね」
「中古本専門のネット書店があって、かなりの稀覯本でも意外と簡単に変えたりするのよ。実は本の中に瀬戸川氏の訃報記事が挟みこまれていたの」
「でね、おじいちゃん⎯問題はここからなんだ。これってありそうでなかなかない、いわゆる”日常のミステリ”だなと思うの」
「つまり、ミステリのテーマはこうだな。『一体どこの誰が何の目的でこの訃報記事を本に挟み込んだのか』というわけだ」
「その通り。栞にしては多すぎる。でも、付箋にしては訃報記事ってなんだか空気が重すぎると思わない?」
そのとき⎯唐突に祖父がせがんだ。
「楓、煙草を一本くれないか」
あらすじ
レビー小体型認知症を患っている祖父をもつ楓。幻視や記憶障害といった症状が現れるが、楓が自身の身の回りに起こる謎を話していくと、知性を取り戻し次々と謎を解き明かしていく。
そんな時、楓達家族にかかわる事件が起こる。
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📕著者:小西マサテル
📕出版社:宝島社
📕ページ数:334ページ
📕おすすめ度:★★★★☆
おじいちゃん…ヤバすぎです。
是非読んでみてください。
以上、少しでも本選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで見て頂ききありがとうございました。
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