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こんにちは!島フクロウです。
今日紹介する本は【知念実希人】さん初のバイオホラー【ヨモツイクサ】です。
皆さんはホラー好きですか?
【ヨモツイクサ】
「・・・私は、ここで神様に食べられるのでしょうか」
「我は、ヨモツイクサが殺してくる獲物の肉しか食べぬ。生きたまま死者の国に迷い込み、腐り果てた貴様の肉に興味はない」
「私が生贄になれないなら、神様は、お腹が空いたままです。ヨモツイクサに命じて、村の人々を殺し、奴らの肉を食べることでしょう」
「お前は、村の者たちを殺したいのか」
「もちろんです。奴らは私を騙して生贄にしました。どうか奴らを皆殺しにしてください」
「それほどまでに恨んでいるのなら、自ら復讐を遂げるがいい。我の力を与えよう」
体の奥から力が湧き上がってくる。
「行くがよい」
ヨモツイクサたちは、女も赤子も関係なく人々を次々に殺していきました。
「お前のおかげで村の人々は、黄泉の国へと堕ちてきた。我は、その人々を喰らうとしよう。
では、我に力を返すがよい」
「いいえ、あなたはもう神ではありません。私こそがこの世界の神です」
あらすじ
アイヌの間で、決して入ってはならない神聖にして危険な山があった。その山にある『黄泉の森』には怪物が住んでいて、這入り込んだ人間の内臓を貪り喰うという言い伝えがあった。
そんな黄泉の森に、リゾート施設を造る計画になり工事が始まる。
しかし、工事のために森に寝泊まりしていた作業員達が行方不明になる。
作業員達は一体どこに消えたのか!?『黄泉の森』に住む怪物の仕業なのか!?
📕著者:知念実希人
📕出版社:双葉社
📕ページ数:366ページ
📕おすすめ度:★★★★☆
恐怖です!
心臓が弱い人はご注意を。
皆さん覚悟して読んでください。
以上。
少しでも本選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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